駅前にある、開放的でオシャレなビストロ・・・できて2年くらい経ち、毎日前は通っているのですが、何故か「入らず仕舞」でした。
先日、弟が訪ねてきた際に、ふっと入ってみようとしたのですが、予約満席で入れませんでした。
ビストロの真ん前の八百屋さんで、買い物している時、外回りの掃除をする女性スタッフさんと出くわしました。
13日、小鹿に用事を頼んでいるので、用事が済み次第、労をねぎらうのにいいな、と思い、その女性スタッフに、「13日、2人で席、予約できますか?」と尋ねると、大丈夫とのことなので、今日の利用になりました。
小鹿に、押し入れの整理、片付けをしてもらい、大型ゴミを廃棄してもらい、書類の代筆をしてもらい・・・と、大働きしてもらったので、「美味しいものを、惜しみなく食べて」ほしかったです。
車椅子でも席に着きやすいように、テラス席が用意されていたのですが、梅雨時にも拘わらず、雨も降らずに、たいして暑くもなく、夕風が心地いいくらいでした。
ポテトサラダ、焼きソーセージなど、いただきながら、ビールとワインを飲みました。酒が飲めない小鹿は「ペリエ」を飲んでいました。
特に感動したのは「本日のアヒージョ」・・・今日は若鶏とシメジでした。
赤唐辛子が一緒にグリルしてあり、ほんのりと辛く、それをゴマを練りこんだパンに付けて食べるのです。
美味し過ぎで、ビールが進みました。
それと、「ラム肉の串焼き」も絶品でした。赤ん坊の拳大のラム肉が、野菜とともに金串に挿してあり、ブルスケッタ風に焼いてあるのです。
火の通し方が見事で、唸るほどの美味しさでした。
暑い中、働いてくれた小鹿も「大満足」と言ってくれました。
スタッフさんとも仲良くなれたので、西荻窪駅前・ビストロHAGARE 足しげく利用させていただきます。
ホームページのURL載せておきます。
今日、銀行のATMでお金を下したら、新1万円紙幣でした。渋沢栄一が肖像のやつです。
なんか、新鮮味がありますね・・新紙幣。
20年に1回の割合で刷新しているそうです。
俺が初めて1万円札を手にしたとき、中学生になって最初の祖父からのお年玉でしたが、その時はまだ、聖徳太子で、札も今より、やや大きかったですね。
札のデザインが変わると同時に、500円が札ではなく硬貨になった時、俺は大学生でした。
バイトの給料を新紙幣や500円玉でもらって、「オー」と思いました。
「本当に使えるのかなぁ」とさえ、うそぶいたものでした。
初めて札の肖像が変わる経験をした時、新1000円札は夏目漱石でした。
大学で国文学を専攻していた俺は、漱石研究で有名だった伊豆教授の漱石論を、横浜のはずれで聴講しておりました。
「今度、お札になった人、研究の対象となる文豪・・・取り合わせの妙だなぁ」と思ったものでした。
それから何回か、お札が変わりました。
年を取ったものです。
お札が変わる時って、時代が変わってゆくように思えるの、俺だけじゃないですよね?
実弟が遊びに来ました。
近況報告をし、最近の動静など、話していると、夕方5時半になりました。
ちょうど「いい時間」なので、「飲みに行こう」ということになり、オシャレなビストロに行ったのですが、満席で入れなかったのです。
方向性を変えて、昭和レトロな焼鳥屋に向かいました。が、ここも行列ができていて、空席ができるのを待っている人が大勢いる状況でした。
「西荻、恐るべき人気の飲み屋タウン」
と、弟は驚嘆しておりました。
いくつかある「飲み屋集中ストリート」をそぞろ歩きしていると、いい感じの「モツ焼屋さん」に出くわしました。
入口の両脇に外飲みできるテラス席が設えてあって、通りに面しているので、車椅子からでも、なんなく、ヒョヒョイと移れるのです。
店を求めて歩く人を眺めながら、モツ焼の盛り合わせ、サバの刺身、フライドポテトなどをアテに、生ビールと翠ジンサワーを飲みました。
翠ジンサワーは初めて口にしましたが、クセがなく、サラッと飲めて、「いとをかし」でした。
店員さんの若い女性も、感じよく接客してくれました。
夏の夕暮れ、ギラギラしていた太陽が翳り始め、かすかに仄暗くなっていく・・・それに合わせて、風が吹いてくる。
外にせり出したテラス席で、夏の夕暮れの風情を嗜みながら、一献やれたのが、とても良かった夕方した。
帰る時、飲み屋街区は、まだ、人でごった返していました。
弟が言うように「西荻の、飲み屋ストリート、恐るべし」です。
「ぎょうざの満洲」・・・関東ですと、23区西部、都下や埼玉県を中心にチェーン展開していますね。
旨い、安い、店員さんがキビキビしている、が好きで若いころ、「小平店」を、よく利用させていただいておりました。
買い物nに出かけた時、荻窪にあるのに気づき、「久しぶりに食べたいなぁ」と強く思っていました。
今日、小鹿がテラス席の掃除に来てくれたので、電車に1駅乗って、「ぎょうざの満洲」行ってきました。
入口が広く、全然段差がないので、俺みたいな障害者でも入りやすく、店内も大きな商品看板が掲げてあり、昔ながらのムードです。
ただ、店員さんが「キビキビと」オーダーを取ってくれるスタイルじゃなく、メニューから選んだ料理を、各テーブルに置いてあるタッチパネルで電波として「飛ばす」のです。そこに、時代の流れを感じました。
それでも、料理が上がると、店員さんが運んでくれるのは良心的です。自分で取りに行く店など、近ごろはありますから。
アッサリとした醬油ラーメン、いいですね。味にギトギト感がなくて、同じくチェーン展開している「日高屋」より、アッサリと、醤油の旨みが伝わります。昔ながらという気がします。
餃子も皮パリパリで中シャッキリのジューシーで美味しかったです。
まさに「昭和期の町中華」という味わいで、料理と雰囲気の両方に「ほっこり」しました。
この店なら一人でも大丈夫です。
そう思って次回何を食べようか、考えてメニューをみました。
中華丼やレバニラと餃子の定食も「いいなぁ~」と思った次第です。
普通の乗用車もさることながら、消防車とか、ショベルカーとか、いわゆる「特殊車輛」って、子供の頃、好きでした。
その名残で、いまでも見かけるとノスタルジックな気分になります。
遠い遠い昔の日「おつかい」に行く母についてって、本屋の店頭に「はたらくくるま」という写真入り幼児書があり、しげしげと見る俺に、母が買ってくれたのがきっかけでした。
その本屋が、踏切の脇にあったこと、今でも覚えています。
その本を通じて、特に興味を惹かれたのが「コンクリートミキサー車」です。
子供って、動機がはっきりしない物に突然惹かれて、それが不思議な郷愁となって、大人の日まで残るものです。
今日、散策していたら、コンクリートミキサーの掃除に出くわしました。
工事現場でコンクリートを注入し終えたのでしょう、円筒形の部分にカラダを突っ込んで水をジャージャー流しているのです。
こうした作業は、会社に戻ってから行うと思いますが、作業現場でやるのを初めて見ました。迫力があり、圧巻でした。
と同時に「くすぐられる」ような不思議な懐かしさも、感じました。
ミキサーの洗浄なんて初めて見るのに、懐かしいなんて・・・
ノアくんの部屋に遊びに行き、一緒に酒飲んでいるうちに、寝落ちしてしまい、図らずも泊ってきました。
朝、どちらともなく目が覚めて、「腹減ったなぁ」となりました。
ノアくん行きつけのカフェレストランが近所にあり、そこのモーニングセットが「すごい」というのです。
「すごいボリュームだから、ヒデさん、驚かないでね」
ともいうのです。
注文して、運ばれてきたセットを眼の前にして、啞然としました。
バターつきクロワッサン、ベーコンエッグ、「これでもか」と言わんばかりに「てんこ盛」になった生野菜・・・迫力のボリューム感に圧倒さてしまいます。
「朝から、こんなに食うの、久しぶりだなぁ」
と思いながら、その見事な量と色彩のバランスに魅了され、カロリーとか、ロカボとか、そんなこと気にしないで、かぶりつきました。
これにコーヒーがついて、280円という価格もビックリです。
やっているママさんが京唄子(古いなぁ)みたいな人なんで、近々「オモうまい店」にでも取り上げられるのでは、と思います。
ノアくん、最近は食欲旺盛で、格闘家のように「カッコよく太った」と思ったら、安くてボリュームのある店を開拓していたのです。
俺にも順次、案内してくれるそうです。
俺自身、もう「いい年」なんで、叔父・叔母に当たる人は、ほとんど逝去してしまい、もうこの世にはいません。
ただ唯一、母の妹、つまり、俺からしてみれば叔母に当たる人が存命なのです。しかも、旦那さんともども。
無理なく、できる範囲で相模湖のほとりで、凝った手打ちそばの店をやっています。
弟と連れだって、行ってきました。
民芸調の店内は、都会の喧騒に包まれた「蕎麦屋」と違い、ゆったりと時間が流れます。
そこで「禅味なる」手打ちそばを頂きます。
鴨肉がネギともども柔らかく煮込んであって、そこから出る独特の「旨み」が濃いめの醤油つゆと絶妙にマッチした温かい「鴨汁」に、冷たく〆た更科系の蕎麦を付けて頂く「鴨汁そば」が好きで、今回も、それをいただきましたが、いつもながら、見事な味わいで、板そばをお替りしてしまいました。
叔父さんももう80代、年季という一言では表せない、「熟達した職人の境地」と呼ぶにふさわしい領域に達したな、と感じます。
と同時に「この蕎麦を食べられるのも、もうあと何回だろう」と考えると涙が出てきます。
叔母夫婦には長生きして、跡を取る人がいない分、無理のない範囲で続けてほしいと、祈るばかりです。
最近SNSで取り上げられて、話題になり、忙しいと言います。
2人の娘、つまり、俺たちの「いとこ」が手伝っております。
いとことも、会えました。
2人いる娘のうち、上の方は孫ができたので、叔父・叔母夫婦は「ひ孫」を抱きました。
大きくなった「いとこの子供」の受験のことや就職のことなど、同じ年ごろの娘が2人いる実弟と、話し込んでいました。
トレーニングマシンの磨き掃除を入念にしてくれた相棒の小鹿・・・その労に報いるために、食事に連れて行きました。
地元で人気の「中国菜・さとう」です。
いつも仲よくしていただいている日本酒好き・岡崎さんが懇意にしている中国料理屋さんなのです。
こじゃれた店構えには、夏にはいいだろうな、と思えるテラス席も用意してあります。今は厳冬期で使うのはつらいですが、夏になったらぜひトライしてみたいです。
コースをオーダーしたのですが、前菜3種盛に続いて、「パンチ餃子」なる、ボール型の丸い餃子が出て来て、「へぇー」と思いましたが、これがとてもジューシーで良かったです。
素揚げした蓮根が厚切りの豚肉の上に載っていて、それに黒酢あんが掛かっていて、酢豚風になっている一品、北京ダックも厚切りで、ネギ、胡瓜と甜麵醬と合わせて、カオヤーピンで巻いて食べましたが、厚さゆえの歯ごたえもよく、味も絶品した。
コースのメインとなる「麻婆豆腐」ですが、絶妙な辛さで、痺れるような感覚も、ちゃんと備わっていました。
レタスチャーハンが出て、デザートの杏仁豆腐に至るまで、どれもとても凝っていて美味しかったです。
「これでこの値段?」と思ってしまえるほどの満足感でした。
男のスタッフも、とても親切で、料理の説明も的確でした。
地元にgoodな中国料理屋さんを見つけて、喜びました。