中央線にグリーン車が登場して、2階建の車輛、よく見かけます。
いまは「お試し期間」で、無料であり、来春のダイヤ改正から、有料になり、グリーン料金がかかるそうです。
無料のうち、ぜひ、乗ってみたいものです。ただ、車椅子で利用できるのか、一抹の不安もあります。
駅係員に尋ねても、捗々しい回答が得られないのです。
俺のように、無料の「お試し期間」だから乗る、金払ってまで利用しないという人が、ほとんどだと思います。
2階建車輛に金掛けているなら、JRよ、他にもっとやることがあるだろう、と、俺は言いたいです。
車椅子で通れる改札の設置、もう長いこと言ってます。荻窪や吉祥寺はあるのに、俺が乗降している西荻窪はないのです。
通るべき有人改札で、複雑な精算などしている利用者がいると、待たなければなりません。
「お見送りやトイレ利用などで、駅改札に入る時には、入場料が必要です」なんて大きなボリュームでアナウンスしていて、「なんかなぁ」と思ってしまいます。
先日、駅近で飲んだ帰り、車椅子で入れる「多目的トイレ」を借りました。
通勤で毎日利用しているのに、しっかり金取られました。
汚れていて、金が取れるような状態じゃなかったのです。
「このトイレに金払って入るのかぁ」
と落胆しました。
2階建のグリーン車輛などに金掛けているなら、そうした点を改善してほしいものです。
リビングやベッドルームはLED照明を使っていて、長持ちするので、死ぬまで替える必要はないのですが、廊下や洗面所はいまだに、古典的な環状の白熱灯を使っています。
切れかかると点滅したりして、うっとおしいものです。
何日か前から、その症状が出ていて、椅子の上に立って、電灯を取り換えるなんて芸当は、俺のような障害を持つ人間には到底無理なので、来ることが決まっていた実弟にお願いすることとしました。
洗面所と廊下、都合2か所、電灯がチカチカしていて、換えたかったのですが、白熱灯の換え置きは1つしかありませんでした。段取りの悪い俺です。
弟は、マンションの目の前にある、スーパー「LIFE」で、同じものを買って来て、2か所とも換えてくれました。
おまけに電灯のカバーまで洗ってくれたのです。
俺にはできない作業です。
そのほか、オーブンレンジの中の掃除や、ランニングマシンの位置の微調整など、活躍してくれました。
労に報いるというわけでもないのですが、最近、頻繫に利用させていただいている、お気に入りのビストロHAGAREに、連れだってゆきました。
「働いたあとのビールは旨い」と喉を潤してました。
年に4回、通院します。
うち3回は、医療券の条件を満たすため、3割負担で33,330円を超え、10,000円に減額されるように、効きもしないで、法外に高価な「セルジスト」という、運動失調の薬を処方してもらっております。
裏を返せば、4回のうち1回は「セルジスト」をもらわないので、風邪をひいて医者にかかるのと同じで、870円とかで済んでいます。
1,4,7,10月に通院し、3か月ごとなので、丁度、季節が移ろひ「春の通院」のように呼んでいます。
今日、10月12日「秋の通院の日」でした。
この「秋の通院」は、思い入れがあります。
年に1回の「セルジスト」をもらわない通院で、今回、1,080円で済みました。
主治医に会うのも今年最後なので、
「この一年間、お世話になりました。よいお年をお迎えください」
も言ってきました。毎年、10月にある「越年のご挨拶」です。
受診後、権田原や神宮外苑の、「木々の色づき」を愛でて来るのが好きなのです。
今年も巡ってみたのですが、秋とはいえ、暑い日が多いので、まだ色づいていませんでした。
米不足・・・影響をモロに受けた方もいるとニュースでみました。
なんでも、昨年の猛暑が遠因だとか・・・
冷夏が原因で凶作になるという事例は聞きますが・・・
事実、平成5年は冷夏で平成6年に米がなくて、「タイ米」など、外国産米が流通したの、当時、飲食業をしていた俺は記憶しています。
お客様から「まずい」と言われたものです。
冷夏による米不足・・・江戸時代の「飢饉」の再来だったそうです。「平成の米騒動」と言われたものです。
「令和の米騒動」は猛暑に起因するとは・・・
元来、米不足というのは、冷夏による日照時間の不足によって起きることで、飢饉も、そうやって発生していたと認識しておりました。
が、昨今では「暑すぎて米が収穫できない」事態も起こりうると知りました。
俺は・・・というと、スーパーの店頭に米が並ばなくなる直前に、「ゆめぴりか」を5kg調達したので、たいした被害はなかったです。
それでも、電子レンジで加熱するパックのご飯を何回か食べました。まずくはないのですが、やはり、圧力釜で自分で炊いた方がしっくり来ます。
今日、スーパーの店頭に米が並んでいて、買えました、千葉県産コシヒカリの新米が5kgで3,090円でした。
高いですね。
これから新米が出回り、流通量も価格も安定していくそうです。
ホッとしている反面、今年も猛暑だったので、来年、同じことが起きるのでは、と危惧している俺です。
相棒の小鹿と、吉祥寺PARCOの地下に映画を見に行ってきました。
PARCOの地下と言えば、大きな書店があって、俺もwebデザインの本など、よく買ったものでしたが、すっかり「シネマエリア」に様変わりしてしまったことに、いつもながら驚かされます。
映画そのものは「仮面ライダーシリーズ」で、ブンブンジャーならまだしも、ガッチャードはTVシリーズしっかり見ないと理解できない内容で、「?」だったのですが、入り口から受付にかけて貼ってある次期作の宣伝ポスターに瞠目しました。
「箱男」・・・あの「箱男」だろうか・・・
そう思って近づいてポスターをしげしげと見ましたが、安部公房原作の「純文学特別書下ろし作品」として、新潮社から上梓された、あの「箱男」でした。
安部公房、俺も好きで、だいたいの作品は読みました。大学で国文学を専攻したオイラ、卒論のテーマに安部公房を選ぶ同輩など、おりました。
そこに描かれているのは、
「人間は、生きたまま、存在証明を消せるか?」
とか、
「人間は、アイデンティティを放棄して、社会生活が送れるか?」
といったことです。
ダンボールをすっぽりかぶり、自己のプロパティを捨てて街を歩く、箱男・・・
彼は「誰でもない」し「誰でもあり得る」のです。
高度経済成長期を終えた街の「退廃的な」場面も描かれていることが、ポスターから感じ取れて、「観たい、始まったら行こうぜ」と、小鹿にリクエストしました。
駅前にある、開放的でオシャレなビストロ・・・できて2年くらい経ち、毎日前は通っているのですが、何故か「入らず仕舞」でした。
先日、弟が訪ねてきた際に、ふっと入ってみようとしたのですが、予約満席で入れませんでした。
ビストロの真ん前の八百屋さんで、買い物している時、外回りの掃除をする女性スタッフさんと出くわしました。
13日、小鹿に用事を頼んでいるので、用事が済み次第、労をねぎらうのにいいな、と思い、その女性スタッフに、「13日、2人で席、予約できますか?」と尋ねると、大丈夫とのことなので、今日の利用になりました。
小鹿に、押し入れの整理、片付けをしてもらい、大型ゴミを廃棄してもらい、書類の代筆をしてもらい・・・と、大働きしてもらったので、「美味しいものを、惜しみなく食べて」ほしかったです。
車椅子でも席に着きやすいように、テラス席が用意されていたのですが、梅雨時にも拘わらず、雨も降らずに、たいして暑くもなく、夕風が心地いいくらいでした。
ポテトサラダ、焼きソーセージなど、いただきながら、ビールとワインを飲みました。酒が飲めない小鹿は「ペリエ」を飲んでいました。
特に感動したのは「本日のアヒージョ」・・・今日は若鶏とシメジでした。
赤唐辛子が一緒にグリルしてあり、ほんのりと辛く、それをゴマを練りこんだパンに付けて食べるのです。
美味し過ぎで、ビールが進みました。
それと、「ラム肉の串焼き」も絶品でした。赤ん坊の拳大のラム肉が、野菜とともに金串に挿してあり、ブルスケッタ風に焼いてあるのです。
火の通し方が見事で、唸るほどの美味しさでした。
暑い中、働いてくれた小鹿も「大満足」と言ってくれました。
スタッフさんとも仲良くなれたので、西荻窪駅前・ビストロHAGARE 足しげく利用させていただきます。
ホームページのURL載せておきます。
今日、銀行のATMでお金を下したら、新1万円紙幣でした。渋沢栄一が肖像のやつです。
なんか、新鮮味がありますね・・新紙幣。
20年に1回の割合で刷新しているそうです。
俺が初めて1万円札を手にしたとき、中学生になって最初の祖父からのお年玉でしたが、その時はまだ、聖徳太子で、札も今より、やや大きかったですね。
札のデザインが変わると同時に、500円が札ではなく硬貨になった時、俺は大学生でした。
バイトの給料を新紙幣や500円玉でもらって、「オー」と思いました。
「本当に使えるのかなぁ」とさえ、うそぶいたものでした。
初めて札の肖像が変わる経験をした時、新1000円札は夏目漱石でした。
大学で国文学を専攻していた俺は、漱石研究で有名だった伊豆教授の漱石論を、横浜のはずれで聴講しておりました。
「今度、お札になった人、研究の対象となる文豪・・・取り合わせの妙だなぁ」と思ったものでした。
それから何回か、お札が変わりました。
年を取ったものです。
お札が変わる時って、時代が変わってゆくように思えるの、俺だけじゃないですよね?
実弟が遊びに来ました。
近況報告をし、最近の動静など、話していると、夕方5時半になりました。
ちょうど「いい時間」なので、「飲みに行こう」ということになり、オシャレなビストロに行ったのですが、満席で入れなかったのです。
方向性を変えて、昭和レトロな焼鳥屋に向かいました。が、ここも行列ができていて、空席ができるのを待っている人が大勢いる状況でした。
「西荻、恐るべき人気の飲み屋タウン」
と、弟は驚嘆しておりました。
いくつかある「飲み屋集中ストリート」をそぞろ歩きしていると、いい感じの「モツ焼屋さん」に出くわしました。
入口の両脇に外飲みできるテラス席が設えてあって、通りに面しているので、車椅子からでも、なんなく、ヒョヒョイと移れるのです。
店を求めて歩く人を眺めながら、モツ焼の盛り合わせ、サバの刺身、フライドポテトなどをアテに、生ビールと翠ジンサワーを飲みました。
翠ジンサワーは初めて口にしましたが、クセがなく、サラッと飲めて、「いとをかし」でした。
店員さんの若い女性も、感じよく接客してくれました。
夏の夕暮れ、ギラギラしていた太陽が翳り始め、かすかに仄暗くなっていく・・・それに合わせて、風が吹いてくる。
外にせり出したテラス席で、夏の夕暮れの風情を嗜みながら、一献やれたのが、とても良かった夕方した。
帰る時、飲み屋街区は、まだ、人でごった返していました。
弟が言うように「西荻の、飲み屋ストリート、恐るべし」です。